錦城葡萄酒株式会社は、1939年に近隣のぶどう農家が共同で設立した「赤坂醸造組合」を起源とし、1963年に現在の社名に改称しました。「錦城」という名前は、戦国時代に武田氏に仕えた豪族の館名に由来しています。1985年には一般市場向けに販売を開始し、勝沼ワイナリーズクラブの一員として、地域に根ざしたこだわりのワインづくりに参加しています。 2015年には、長年代表を務めた高埜一明氏が急逝した後、その妻であるよしみ氏が代表を引き継ぎ、他のワイナリーや農家の支援を受けながら、甲州とマスカットベーリーAを中心に地域の特産を守る取り組みを続けています。良質なぶどうを育て、日本の食卓で愛されるワインを造り続けることを目指しています。