八剣山さっぽろ地ワイン研究所は、札幌市街地から車で30～40分の距離に位置し、豊かな自然に囲まれた地域でワイン造りを行っています。八剣山地域では古くから果樹栽培が盛んで、2008年からはブドウ栽培が試験的に始まりました。2011年に「八剣山ワイナリー」が設立され、「さっぽろ地ワイン」の製品化を目指しています。ワイナリー周辺は、火山活動によって形成された礫質土壌で、ブドウ栽培に適しており、現在25種類以上のブドウ品種が試験栽培されています。また、地元の地下水を活用したエコ施設や地酵母の選定研究にも取り組み、地域独自のワインの味わいを追求。地元の特性を活かした高品質なワイン造りを進めています。