KOTOワイン盛岡は、岩手県盛岡市の旧河東地区（黒川・乙部・手代森・大ヶ生）の頭文字から名付けられたワイナリーです。この地域は緑豊かな丘陵地で、かつてりんご園や牧草地として活用されてきましたが、耕作放棄地となった土地に再び命を吹き込み、ぶどう栽培を通じて地域を活性化させています。 日当たりが良く風通しの良い丘陵地で、減農薬によるぶどう栽培を実施。雪解けから収穫まで、手作業で丁寧に管理されたぶどうは、香り豊かで飲みやすいワインに仕上げられます。一部の品種では二酸化炭素を利用した発酵法を採用し、渋みを抑えた優しい味わいを実現。また、甘口ワインは温度管理を徹底し、ぶどうの甘さと香りを最大限引き出しています。 さらに、就労継続支援事業所「めだかの園」と連携し、農業と福祉の架け橋として地域の絆を深める取り組みを進めています。地元の風土を活かし、人と自然を繋ぐワインを提供する、盛岡発の地域密着型ワイナリーです。