西酒造は、1845年（弘化2年）に創業し、日本三大砂丘の一つ、吹上浜近くの地で焼酎造りを始めました。それ以来、薩摩の豊かな自然に育まれた環境を活かし、地元に支えられながら酒造りに取り組んでいます。「酒造りは農業」という信念を大切にしながら、焼酎「宝山」を中心に、妥協のない品質追求を続けています。 同社が醸す「宝山」は、大地からの恵みである自然水を源としています。周囲の山々に蓄えられた清らかな水が、焼酎の旨さの鍵となっています。また、鹿児島での焼酎・日本酒・ウイスキーの製造に加え、ニュージーランドではオーガニックワインも手掛けるなど、多岐にわたる活動を展開しています。 蔵の理念は、酒の旨さの源泉である農業への敬意に根差しています。豊かな土壌、気候、そして栽培技術が酒の品質を決定づけると考え、大地の恵みを活かした酒造りを使命としています。西酒造はこれからも自然と調和しながら、薩摩の大地の魅力を伝える酒を追求していきます。